2018年もあと僅か。
今年もたくさんの出来事がありました。
同じく、たくさんの良い製品が世の中にリリースされました。
今回はそんなデジタル製品の2018年を振り返ります。
いわゆる「買ってよかった物ランキング」です。
いや、正確には「買いたかった物ランキング」です。
「欲しかった。でも、まだ諦めてないよ」
というアイテムを5部門から選んでみました。
筆者の物欲に近いお話ですが、是非お付き合いください。
スマートフォン部門 Google Pixel 3
今年も数多くのスマートフォンがリリースされました。
その中でも筆者が一番気になったのが、Google Pixel 3です。
Googleが開発・販売する純正Androidスマホ
2018年、遂に日本でも販売されたGoogle Pixelは非常に話題となりました。
Android OSを提供しているGoogleが提供する純正スマホです。
Appleが提供するiPhoneと同じですね。
シングルカメラでもAI技術で高精細な撮影処理が可能
何より驚いたのはカメラですね。
iPhone以降のトレンドであるデュアルレンズ(2眼)は使ってません。
シングルカメラにすることで見た目のシンプルさはいいのですが、逆にカメラ撮影に影響ないのか心配でした。
しかし、流石Googleです。
技術を駆使し撮影状況や画像処理をAI(人工知能)ベースで行い、色合いは適格に美しく表現してくれます。
人物撮影時に背景をぼかすポートレート撮影、夜の灯りをキレイに表現する夜景撮影、これらもAIでカバーするというから驚きです。
日本版はFeliCa搭載でおサイフケータイも使える
日本ではコンビニを中心にモバイル決済が普及しています。
Googleもここは日本市場をかなり意識しています。
Google Pixel 3は日本用のモバイル決済規格であるFeliCaを搭載しました。
コンビニやモバイルSuicaにも対応しているのは既に利用しているユーザーも安心して機種変更できる点で非常におススメですよね。
※海外版(グローバル版)にはFeliCaが搭載されていません
関連記事
「スマホ選びの基準は?利用しているスマホと一緒に紹介します」
パソコン部門 Apple Mac mini (2018)
2018年、Appleは9月、10月と連投で発表会を行い製品発表ラッシュでした。
その内、10月の発表会では久々となるMac miniが発表されました。
(MacBook Airの登場にも喜びましたね)
省スペースなコンパクト設計
デスクトップパソコンを買うにあたり、課題となるのが設置スペースがあります。
Mac miniはそのあたりをしっかりとカバーしてくれています。
サイズ:19.7cm×19.7cm×3.6cm
デスクの上に置いても邪魔にならない省スペース設計なのはステキですね。
処理能力はminiじゃないBIGなパワー
Mac miniが今回発表されたことだけでも驚きですが、スペックアップの上り幅が今回すごかったです。
特にCTO(custom-to-order)で中身を性能アップすることが可能です。
パソコンの頭脳となるプロセッサは最大で6コア、メモリは64GB、2TBのSSDまで拡大が可能です。
まず、ここまでスペック上げてを注文出来るパソコン自体があまりないです。
スペックに妥協しないAppleならではの採用幅と感じます。
一体型のiMacにしない理由
画面が一つあればいいとか、別途ディスプレイを用意するのが面倒という方はiMacという選択肢がまずあります。
Mac miniの場合は自分でディスプレイを用意する必要があります。
メリットかデメリットかは個人の感じ方とおもいますが、筆者はメリットだと感じています。
「大画面のディスプレイを用意して作業したい」
「テレビに繋いでパソコンしたい」
「既にディスプレイは持っているから本体だけ」
こんなニーズの方には持ってこいですよね。
おまけにMac miniはしっかりと4Kに対応しています。
4Kディスプレイであれば同時に3台まで接続が可能です。
(5Kの場合は5K1台 × 4K1台=計2台まで対応)
関連記事
「丁度いいデスクトップパソコン。HP Pavilion Desktop 595レビュー。」
「BAMでMBAがキター!! Apple発表会の内容まとめ。」
イヤホン部門 EARIN M-2
街中を見ているとイヤホンを付けている人は相変わらず多いです。
しかし、その中でも多いのがコード無しのイヤホンを付けている方が増えましたね。
完全ワイヤレスイヤホン(トゥルーワイヤレスイヤホン)というタイプです。
その中で筆者が欲しいなと思ったのがEARIN M-2でした。
付けた時のシンプルさ
EARIN M-2はまずデザインが秀逸なところが筆者としては非常にポイントが高いと思った点です。
ケースは筒状のスリムなデザイン。
装着するイヤホンも耳にはめたら耳からはみ出たり、垂れたりもしません。
このスッキリとした無駄を省いたデザインは非常にいいなと感じた点です。
ケーブルがないのって本当楽ですよね。
人混みでも引っかからない、ランニングする時も線を気にせず音楽を楽しみながら走れますね。
対応コーデックにaptXとAAC有り
ワイヤレスイヤホンにはコーデックが大事。
無線という言葉通り、線無しで音を飛ばしています。
その際に音のデータを圧縮して飛ばすという方式を取っているのですが、その圧縮方法がコーデックです。
コーデックは音質、音が流れるまでの時間など色々な面に関わってきます。
EARIN M-2はAAC, aptXという2つを採用しています。
これは高音質、且つ低遅延と言われるコーデック方式です。
音質はしっかりと、動画視聴で音ズレも少ないので今までの有線イヤホンに近い感覚で使えます。
トランスパレンシー機能で装着ままでも会話が出来る
EARIN M-2はトランスパレンシー機能が使えます。
最近、この機能を採用しているイヤホン、ヘッドホンが増えてきました。
耳を塞いでしまうと周りの音が聞こえない状態になるのは当然ですよね。
でも、だれかに声をかけられたりしても気づかなかったり失礼になってしまうケースもあります。
トランスパレンシー機能があれば装着したままでも周囲の音を聞こえる様にしてくれます。
EARIN M-2に付いているマイクが周辺音を拾い、聞こえる様にしてくれるのです。
誰かとお話をする際には外すのがマナーでしょうが、多少の会話や仲のいい方であれば付けたまま会話なんてことも出来たりします。
関連記事
「その実力は?!コスパ抜群のワイヤレスヘッドホンを買ってみた!」
スマートウォッチ部門 TicWatch Pro
筆者的に一番買いたかったアイテムがスマートウォッチです。
Apple Watchが出てからずっと気になって、気になって買う機会がなかったアイテムです。
最近、本格的に使いたいなと思ってきて、色々と調べました。
そこで出てきたのがTicWatch Proです。
全体的な機能バランスも取れていて30,000円台前半はコスパ良い
スマートウォッチを付けたらまず何をしたいか。
「ランニング、サイクリングなどの運動したデータ収集」
「普段付けてスマホを触らずとも通知を管理する」
筆者は主にこれを試してみたいと思っています。
これに加えて、見た目で言えば普段の色々な服装にも対応出来るデザインがいいなと思ってました。
そこで調べて出会ったTicWatch Proは自分の要望を叶えてくれる機種です。
そして、値段がお手頃なことはもうとにかく大事です。
30,000円前後で買える機種の中では今一番の候補がこれです。
スマホの通知機能もしっかり表示(LINEの通知にも対応)
スマートウォッチに求める機能としてスマホに届く通知確認が出来ることは大事というか憧れですよね。
実際のところ、スマホに来る全ての通知が今すぐに必要な物かというと、そうでもない内容もあります。
特に筆者は誰かからの電話や連絡出ない限り緊急性はないと思っています。
そのため、スマホが鳴るたびにポケットから出し入れしているのも勿体ないなと思ってきました。
スマートウォッチを付けることでこれも軽減できるならと思っています。
TicWatch Proはもちろんその機能に対応している模様。
しかも、LINE通知も受けて返答することも出来るとか。
これはいいなぁと思いました。
Wear OS by Google搭載
TicWatch Proの中身はGoogleが提供するWear OSが搭載されています。
アプリや文字盤の拡張性があり、これはとても魅力的です。
またGoogleといえば、「OK Google」でお馴染のGoogleアシスタントですよね。
これTicWatch Proでも使えます。
スマホを出さずにリマインダーの追加や予定の確認が出来るので便利です。
関連記事
「そろそろ試したいアイテムNo.1。スマートウォッチ8選。」
スマート家電部門 Roomba 890
2018年になりスマホ、スマートウォッチ、だけではなくスマート家電の普及も大きく進んでいます。
その中でも筆者が欲しいと思ったのがロボット掃除機で有名なルンバ 890でした。
この機種は2017年にはあったモデルですが、未だ気になる存在です。
外出先からもルンバを操作できる
ルンバが登場した時、動き出したら後はルンバが勝手にお部屋中を掃除してくれるというその機能自体が話題となりました。
最近のルンバはもう既に次の一歩を進んでいます。
それは「外出先から操作指示」です。
Roomba 890はWi-fi機能があります。
ご自宅のWi-fiと連動しておくことで、スマホから指示を出すことが出来ます。
お部屋の中ではもちろん、外出先からも指示を出せます。
日頃からお仕事で中々掃除が大変という方や、急な来客でも慌てずルンバにやってもらいましょう。
Google Homeと連携して声で動すことも可能
もう一つの機能として、Google Homeを使った連携も可能です。
Google Homeはスマートスピーカーと言われるもので名前通りGoogleが提供しているスピーカーです。
「OK Google」と話しかけて起動させ、音楽、ニュース、ラジオを聴いたり、ちょっと知りたいことを聞くことが出来ます。
Roomba 890はGoogle Homeと連携することが出来ます。
「OK Google、ルンバで掃除して」
と話しかけると実際にルンバが動きだしてくれます。
未来を感じる家電同士の組み合わせですよね。
最後に
今回は2018年のベストバイ(妄想編)をご紹介してきました。
「買ってよかった」
ではなく
「買いたかった」アイテムでしたがいかがでしたでしょうか?
年々進化し続けるデジタル製品・ガジェット業界。
来年も新しい技術やサービスで驚く製品がたくさん出てくることでしょう。
今回ご紹介したアイテムと比較したり、全く新しいアイテムもドンドン見つけたり。
2019年もドンドン紹介していきますね。