あっという間に終わってしまいましたね。
そう、”PayPay”の「100億円あげちゃうキャンペーン」です。
12月4日から始まり、即座に多方から話題になりました。
家電量販店を中心に大勢の行列が出来たケースもありましたね。
もちろん、筆者も早速使ってみました。
残念ながら大きな買い物をする機会は逃してしまい、欲しかった物が高く感じている今日この頃です。
キャンペーンは終わりましたが、このサービスはまだ利用できます。
ということで、今回は”PayPay”についてと使ってみた印象をお伝えしていきます。
PayPayのサービス概要
”PayPay”はスマホで買い物の支払いができる決済サービスです。
現金もクレジットカードも使わないで買い物が出来る。
流行の「キャッシュレス決済」の一つですね。
運営会社はPayPay株式会社でサービスと同じ会社です。
が、株主はソフトバンク、ヤフーで出資、ソフトバンクの子会社的な感じなんです。
ちなみに、12/6に発生した大規模な通信障害の際には一部で「PayPayの影響か?!」と騒いだ人もいました。
(公表では通信設備障害で回線混雑とかではないそうです。)
PayPayを使うメリット
次はPayPayを使うとどんなメリットがあるのかを見ていきましょう。
キャッシュレス決済が当然と言われる近い未来、このサービスにはどんなメリットがあるのでしょうか。
スマホのみで買い物が出来る
”PayPay”はスマホで行う決済サービス。
スマホのみで支払うというシンプルな方法なので会計時に現金はいりません。
【”PayPay”の使い方】
①アプリを起動
↓
②アプリ画面から支払い用のバーコードを用意
↓
③店員さんに”PayPay”で払う旨を伝えバーコードを読み取ってもらう
以上の3ステップで支払い完了します。
お会計の時にお財布を出してお札と小銭を用意する必要はありません。
お釣りで大量の小銭を受け取りアタフタもしません。
とにかくスマホがあればいいのです。
財布を出さなくていいのって便利です。
(ちょっとスマートに見えたり、意識高く見られるかもしたり・・・)
ほとんどのスマートフォンで使える
”PayPay”が登場する前にもいろんなモバイル決済が増えています。
では”PayPay”は他社と違う部分があるのか。
既に[Apple Pay]、[Google Pay]、[おサイフケータイ]などが有名な決済方法として認知されています。
これらのサービス、実は使える機種が限られています。
それは「FeliCa」という機能を搭載したスマホのみが使える限定されたサービスでした。
ところが、”PayPay”の場合は違います。
アプリがインストール出来るスマホであればOKなんです。
”PayPay”は支払い時にスマホ画面にバーコードを表示して決済します。
タッチする必要がないので、「FeliCa」がないスマホでも使えます。
PayPayの動作要件の概要は下記です。
iOS: Ver 10.0以降
(App Store より引用)
Android: Ver.5.0以降
(Google Playより引用)
「FeliCa」非搭載のスマホユーザーでキャッシュレス決済を諦めていた方には朗報ですね。
(筆者もその一人です)
PayPayアプリのダウンロードはコチラから
登録にクレジットカードはいらない
「私は現金派だ!」
「クレジットは家計の計算が面倒なので・・・」
という方も多いと思います。
支払いでカード会社からポイント還元があったりコレはコレで便利なんですが、クレジットカードは基本NOという方もいると思います。
”PayPay”の場合、使うお金はあなたの銀行口座と直結させることが出来ます。
それは、”PayPay”にチャージ機能があるからです。
”PayPay”は事前にアプリにお金をチャージすることが出来ます。
(Suicaなど交通系ICカードにチャージするのとほぼ同じ)
そのチャージ方法は以下の2つ。
①Yahooカード(クレジットカード)で支払い
②各銀行のオンライン振り込みによるチャージ
②の銀行からのオンライン振り込みを使えばチャージは即時、口座から”PayPay”の残高に繁栄されます。
実質現金を使用している状態に近いですよね。
カードは作らない、使わないという方でも利用が出来るのでオススメです。
(※各銀行のチャージ方法等が不明の場合はPayPay、もしくは各銀行に問合せ願います。)
PayPay ホームページはコチラから
『100億円あげちゃうキャンペーン』は凄い(凄かった)
『100億円あげちゃうキャンペーン』は”PayPay”というサービスを世の中にあっという間に認知させました。
お金の力はスゴイですね。
しかし、このサービスも残念ながら12/13 23:59で終了しました。
一体何が凄かったのか、少しふれておきましょう。
買い物で20%還元
世間を驚かせたサービスが「20%還元」という謡いです。
これは、”PayPay”対象店舗での買い物総額の20%分を”PayPay”アプリに還元するという内容です。
(対象:会計一回上限が50,000円まで/月額総利用上限は250,000円まで)
例:10,000円の買い物をした場合
10,000×0.2=2,000
そう、2,000円が返ってくる計算です。
これでその買い物が「実質20%OFF」とも言える内容だったのです。
これに飛びつかれたのが家電量販店です。
一回50,000円の上限はあれど、普段値下げされにくいApple製品や高額家電を求めて人々が殺到したんですね。
筆者的に驚いたもう一つの買い物スポットはファミリーマートでした。
唯一の”PayPay”が使えるコンビニだったファミマでも20%還元でした。
ほぼ全品が対象だったのでスーパーで買うのと同じか物によれば実質安いのでは?と思いました。
最大10回に1回全額キャッシュバック
もう一つ話題となったのが、くじ引き的な全額キャッシュバックです。
40回に1回の確立で買い物全額がキャシュバックされるというこれも魅力的な企画です。
更に、ソフトバンクとYモバイルユーザーは10回に1回でこのキャンペーンになるという回線特典もありました。
さすが母体且つ株主というところです。
ちなみに筆者はそのキャンペーンを知らず、”PayPay”祭りの最中でYモバイルを契約しました。
そのお陰か2回目のお買い物で見事当たりました!
コチラの画面をご覧ください。
もっと買っておけば良かった。
お菓子や日用品、今晩のお酒でもいいので足せばよかった。
終わった後に欲が出るもんですね。
でも、当たったことに感謝です。
20%還元、全額キャッシュバックのクジ引き、この2つのキャンペーンで一気にユーザーが増えましたね。
ユーザーを獲得するため、他社サービスからの乗り換えを狙う戦略としても見事な大盤振る舞いでした。
PayPayを今後使うのか
さて、キャンペーンも盛り上がって、逆にあっけなく終わった感もあります。
ロス感すら感じてる筆者ですが、”PayPay”自体は始まったばかりのサービスです。
これを今後使うのか考えていかなくてはいけません。
対応店舗の拡大を期待する
今回のキャンペーン、ニュース等で見ても家電量販店、コンビニでの利用が多かったのではないでしょうか。
さて、キャンペーンが無い今、皆様が普段買い物する場所で”PayPay”は使えますか?
一番身近な所でコンビニですが、12/18時点で対応しているコンビニがコチラです。
- ファミリーマート
- ミニストップ
- ポプラ
筆者の場合、近所にファミリーマートがあるので使えますが、お住まいのエリアによっては無い所もあるでしょう。
大手のローソン、セブンイレブンへの対応は望みたいところです。
また、飲食店の対応は居酒屋チェーンが多く、ファミレスやファストフード店は見受けません。
これからより便利に使えるサービスとするのであれば大手の利用店舗を更に拡大があればと筆者は感じました。
※対象店舗については12/18時点でPayPayホームページからの引用、掲載内容を参考に記載しております。
現状の状態確認についてはPayPayにお問合せください。
(PayPay ホームページ)
買い物の還元率
”PayPay”のキャンペーンで話題になった「還元」ってもう無いのか?
確認すると、通常還元として0.5%相当が適用される様です。
20%と比べるとかなり落ち込みますね。
それでも多少とも還ってくるならいいかと思いかけましたが、0.5%はやっぱり少ないかなと感じます。
今後はこの還元率が上がることに期待します。
例えば、利用額に応じた還元率の設定があるといいと思うのですがどうでしょうか?
(PayPayの運営の方どうでしょうか?)
結論:近所のコンビニに行くときにはPayPayで
今回紹介したPayPay、スマホのみで買い物が出来るというキャッシュレス決済が出来る便利なサービスの一つです。
実際使ってみてもその便利さは筆者も実感しました。
その中で、筆者が当面PayPayを使うのかを考えると・・・
「近所のコンビニに出かける時はPayPay」
という結論になりました。
やはり利用店舗がまだ少ないこと、利用による還元がそこまで高くないことから”PayPay”をたくさん使うのはまだ少し先かなと。
ですが、キャッシュレス決済自体はとても便利です。
これからの店舗拡充、通常サービスも充実させてキャンペーンではなく普段使ってお得なサービスにしてほしいところです。
もちろん、還元率アップのキャンペーンは心からお待ちしております。
PayPayアプリのダウンロードはコチラから