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BAMでMBAがキター!! Apple発表会の内容まとめ。

  • 2018年11月2日
  • PC
PC

先月のiPhone Xs、XRの発表会から一カ月足らずでまたありました。
日本時間の2018/10/30 23時から始まりましたね。

皆様はご覧になりましたか?
そう、Appleの発表会です。

今回はニューヨークのBAM(Brooklyn Academy of Music)で開催されました。
カメラが引きになって客席が見えるとオペラやクラシックコンサートの舞台に見えるなぁと思ったらやっぱり劇場でしたね。
最後は歌のパフォーマンス付きでちゃっかりパフォーマンスしてるところも抜かりなかったですね。

ということで今回は昨日のApple発表会の内容をまとめます。
公式で商品詳細も発表もされましたが、ここでは簡潔に見ていきましょう。

発表製品

今回発表された製品は3つです。
MacBook AIR
Mac mini
iPad Pro
(発表順)

製品の内容を紹介する前に、まず一言・・・

「おかえりなさい」

MacBook AirとMac miniが発表されました。
家を出てしばらく戻らなかった家族がいきなり逞しくなって帰ってきた気分です。

そしてiPad Proには「こんにちは」ですね。
イメチェンしてきました。
ライザップに通ってたのか、一年の短期間で大分見た目もサイズも変わりました。
こちらも逞しくスッキリして帰ってきましたね。

①MacBook Air

まずはMacBook Airから見ていきましょう。
待ち遠しかったファンも多いはずのMBA(MacBook Air)です。

ずっと販売終息することもなく根強かった人気者です。
しかし、長らく日の目を浴びることはなく、アップデートもちょっとだけ。
軽量のMacbookが出たことでいよいよ無くなるかとも噂されました。

ところが、Appleは見捨ててなかったんですね。
この場でティムCEOにお礼を申し上げます。

さて、今回のMBAはデザインも含めてフルモデルチェンジと言えるでしょう。
内容を見てみましょう。

Retinaディスプレイ搭載

まず、これはApple製品の基準とも言えるでしょうRetinaディスプレイです。
ようやく、MBAでも採用されました。

第8世代Intel Core i5搭載

現行で販売されていたMBAには第5世代のプロセッサ―でした。
昨年にひっそりアップデート版がリリースされた時もそれ。
ところが今回は第8世代のCore i5にジャンプアップです。
(ちなみに現時点ではカスタム不可。i5一択です。)

メモリ最大16GB

この拡張はいわば当然かもしれません。
今回で16GBまでカスタムができます。
現代の主要ソフトをマルチタスクで操作する方にはこれぐらいの方が安心しますよね。

SSD最大1.5TB

さぁさぁ、カスタムで一番悩むとこの一つデータ容量はSSD1.5TBまで選択があります。
あなたの用途によりますが、256GBか512GBで悩む方が多いでしょう。
持ち運びのサブ機として検討している方や自宅・オフィスに外付けHDDもあるのであれば256でも十分かもですね。
(筆者が購入するなら256で予算を抑えたいと考えています。)

Touch ID

MBAにTouch IDが来ました。
これでパスワード入力無しでログインしたり、Apple Payの決済処理も出来ますね。

軽量化

前回までのモデルから100g軽くなった模様です。
家の中でうろうろと使う、外に持ち運ぶことができるパソコンなのでこの軽量化は妥当です。
欲を言えば、1.1kg台まで落とせたらもっとよかったかもですね。

MacBook Airについて
https://www.apple.com/jp/macbook-air/

 

②Mac mini

MacBook Airより更にご無沙汰な存在で驚いたのがMac miniの発表でした。
ETかStar Warsの予告かと思わせる登場ムービーに少しクスって笑ってしまいました。
そしてその後は画面の前で「マジか」と独り言が自然に出てしまいました。
まさか復活するとは・・・嬉しかったです。

さて、miniもポイントを見ていきましょう。
「その進化はミニじゃない」どころか単純に新製品です。

最大6コア搭載の処理性能

第8世代のCoreプロセッサ―だけではなく、4コア、カスタムで6コアにも対応します。
複数ソフトを、タブをバンバン開いても落ち着いて処理してくれますよきっと。

最大64GBメモリ

プロセッサーと合わせて、ビックリなのが最大メモリです。
64GBまで拡張可能です。
なんか、miniじゃなくてProシリーズみたいな構成ですね。
ご自身の用途、ソフトに合わせてメモリを選んでください。

最大2TBのSSD搭載

これも幅広い選択ができる用になったデータ容量。
全てがSSDの選択なので動作の速さは期待できます。後はあなたの環境に合わせて容量を選ぶだけです。

4Kディスプレイ3台接続可能

今回、Mac miniは最大3台の4Kディスプレイ、もしくは5K一台と4K1台の2台ディスプレイ接続に対応しています。
上の処理スペックの高さからしてもディスプレイを多く置いて複数作業や動画編集もしたいとこですので嬉しい仕様ですよね。

豊富な接続インターフェース

Thunderbolt(USB-C)×4、HDMI×1、USB3.0×2、イヤホンジャック×1、Ethernetポート×1
miniにはこれだけのポートがあります。
拡張性もしっかり確保するのであなたが使いたい周辺機器も気兼ねなく付けることができるでしょう。
(欲言えば、SDカードリーダーあったら良かったかな)

省スペースをフル活用

サイズ:19.7cm×19.7cm×3.6cm (Apple HPhttps://www.apple.com/jp/mac-mini/specs/参考)
ということでかなりコンパクトです。
今、大きなタワーPCを使っているのであればminiに変えることでデスク周りのスペース確保に繋がるかもしれませんね。
デザインがいいのは言うまでもありませんのでディスプレイの近くに置いて魅せる環境にしてもいいでしょう。

Mac miniについて
https://www.apple.com/jp/mac-mini/

[次ページ:iPad Proの紹介]

③iPad Pro

今回、発表がほぼ確実とされ、目玉として登場したのがiPad Proです。
iPad Proも根強い人気で毎年アップグレードされてきましたが、今回はフルモデルチェンジですね。

簡潔に言えないほどたくさん変更点はありますが、何とかまとめていきます。

Face ID対応

iPadでは今回からFace ID対応になりました。
そしてTouch IDが無くなりました。

「・・・そう、グッドバイボタン」なのです。
本体からホームボタンが排除されその代わりFace IDが採用されています。
これは見た目の変更、それに伴う大きな変更点ですね。

オールスクリーンによる大画面

ホームボタンが消えました。
ということは本体にスペースが広がりました。
ということでiPadも狭ベゼルで大画面の時代到来です。

結果的にこれでいいのかもしれませんね。
今までのホームボタンがあるのも一つのデザイン、これも新たなデザインです。

A12 Bionicでマルチタスクも余裕の処理

iPhone Xs、XRにも採用されているAppleのプロセッサーであるA12 BionicはiPad Proにももちろん採用されています。
とりあえず、モッサリ、重たく感じることは少ないでしょう。

グラフィックGPUでPhotoshop CC対応へ

iPadはこれまで、クリエイターへのプッシュ、そしてそのクリエイターからの指示も多くありました。
それは絵を描くこともですが、写真編集もです。
ペンタブとパソコンの合体版の様な物がiPadの魅力です。

ということで、通称「フォトショ」でお馴染みのPhotoshopのCCにiPadが対応するんです。
と言っても来年の予定ですが、タブレット版、簡易版ではなくPCと同じPhotoshop CCがiPadで使えるんです。
趣味がカメラの人、というか仕事がカメラマンの方もそうですが、リタッチ、編集、合成もiPad一台で済みます。
この用途がバッチリハマる方にはオススメです。

USB-C採用

「ここでApple信者の方に速報です。
この度、AppleはiPadでライトニングを廃止。
USB-Cを採用したことを発表しました。」

まさかのiPad Proからこの採用になるとは驚きましたね。
iPhone5の年からiPadを始め5年近く使われてきたライトニングケーブルが転換期を迎え始めました。
iPad Proでは充電接続端子がUSB-Cになっています。
世界中の多くのモバイル端末が採用している規格に合わせてきましたね。

来年以降のiPhoneもきっとUSB-Cに乗り換えられるのでしょうね。
筆者的には世界基準でUSB-Cの方がケーブルを揃える手間がないので歓迎です。

新しいApple Pencilとの組み合わせ

iPad Proに合わせて、Pencilも変わりました。
大きく2点です。

①iPadと磁石でカチッ
まず、PencilとiPadがマグネットでカチッとくっつきます
おまけにその状態でPencilの充電が始まります。
便利になりましたよね。
最初のPencilは円筒状でコロコロと永遠転がること、ライトニングで一々充電が不評でした。
それを今回は見事にカバーしています。

②操作を拡張できる
今回のPencilは持ち手部分をダブルタップすることでアクションする機能があります。
例えば、ノートに書いている時に書き損じた、そんな時はペンをダブルタップすれば消しゴムに変えられます。
という様に画面のメニューを見ながら一々変えることなく操作が出来ます。
このタップ動作はカスタムできるので他の機能に変えてアナタだけの仕様に変えちゃいましょう。

Smart Keyboadも刷新

今回、Smart Keyboad Folioという名前でキーボードも変わりました。

本体カバーにもなるこのキーボードはiPadの必術品の一つです。
今回は設置角度を2段階にすることでデスク用、膝の上の時用などシチュエーション事に見やすい角度における点がまず特徴です。
それと、本体にも100近い小さなマグネットがあり、それとキーボードがくっつくのでちょっとの事ではキーボードも外れません。

iPad Proについて
https://www.apple.com/jp/ipad-pro/

最後に

今回、発表された製品はこの3つです。
噂されていた通りとはいえ、MacBook AirとMac miniの登場はみんな驚いたでしょう。
iMac、MacBook Proのフラッグシップと比べると一長一短な部分もありますが、全体的に見て値段とスペックが素晴らしいのではないかという印象です。
どちらも「値段もスペックもそこそこお手頃」なところです。
ご自身の用途に合うなら是非候補の一つに入れてあげてください。

またiPadもデザインを含め、かなり変わったので気になる存在になっています。
もはやコンピューターな存在なiPad Proですが、筆者は購入したことがありません。
唯一持ってるタブレットはiPad mini4です。
本を読む程度の作業ならこれで十分ですが、持ち運びできる文章作成を含めたPC的な使い道があるなら少し考えちゃいますよね。
何より見た目カッコイイです。

ということで、この製品のいずれかを購入検討中です。
もっと内容を調べ最終的に自分に必要なものを購入しようと思います。
もし買った時はまたこちらで紹介いたします。

あぁ、やっぱりAppleは楽しいブランドですね。

Apple 公式サイト
https://www.apple.com/jp/