スマートフォン、スマートウォッチ、スマート家電。
(世の中、何でもスマートになってきましたね)
今回紹介するのはスマートスピーカーです。
スピーカーに呼び掛けて、音楽かけたり、電気つけたり。
そんなCM最近見かけますよね?
あれがスマートスピーカーです。
筆者も2018年のはじめに購入し使いはじめ何だかんだ1年が経ちました。
利用しているのはGoogle Homeです。
「OK Google」でお馴染のGoogleホームデバイスです。
1年使った筆者の感想や現在の利用状況をレビューしていきます。
スマートスピーカーとは?
スマートスピーカーは、音声操作に対応した対話型の機械です。
AIアシスタントと呼ばれる話しかければ応えてくれるAI(人工知能)がプログラムされており、AIスピーカーとも呼ばれています。
スマートスピーカーでは昨今当たり前になっているインターネットを利用するための別のアプローチを目指した機械です。
調べものをする、音楽を聴く、ニュースを知るなど、どれも既にインターネットを使って調べることが可能です。
スマートスピーカーはそれらの情報を音声で得る、「聴く」ことで得られることに特化しています。
「ビートルズの音楽かけて」
「今日の天気教えて」
「最新の為替情報を教えて」
「電車で大阪駅までの行き方」
などをスピーカーに話かければ答えてくれます。
これらの情報をこれまではパソコンやスマホで視覚的に見ていたものを、聴覚で聞くことが出来ます。
手元が忙しい時でも情報を得られるのがスマートスピーカーの特徴です。
Google Homeについて
Google HomeはGoogleが提供するスマートスピーカーです。
スピーカーに話しかけて様々なことをしてくれます。
Google Homeがしてくれることの一例
- 音楽を再生する
- スケジュールを確認する
- 「おはよう」「ただいま」などでニュース、音楽再生を覚えさせる
- ネットワーク家電と連動して家電を動かす
- Chrome castから動画を再生させる
・・・etc
などなどいろんな事が出来るんです。
1 音楽を再生する
音楽再生は対応するアプリから再生してくれます。
スピーカーなんでもちろんの基本機能ですね。
Google Play Music (YouTube Music Premium)
Spotify
うたパス
が主な連携アプリです。
筆者はSpotifyを利用しているのでここから再生してくれています。
「OK Google ブルーノマーズ再生して」
こんな感じで言えば、プレイリストを再生してくれます。
2 スケジュールを確認する
ここからがスマートな部分です。
スケジュールについてはGoogleカレンダーを使用してる人にオススメです。
「今日最初の予定を教えて」と聴けばスケジュールを返してくれます。
朝一番のスケジュール確認も朝ごはん食べながら済んで、手帳開く必要はありませんね。
3 「おはよう」「ただいま」などでニュース、音楽再生を覚えさせる
また、「おはよう」「ただいま」「おやすみ」など挨拶をすることで決まった動作をさせることも可能です。
例えば「おはよう」を言えば、その日の天気、スケジュール、最新ニュースを流すを一通りやってくれます。
朝、身支度しながら同時に必要なことを確認が出来る、スマートですね。
4 ネットワーク家電と連動して家電を動かす
Google Homeは家電と連携してくれます。
例えば・・・
- 照明
- エアコン
- ロボット掃除機
など、最近はwi-fiを使ってスマホでも操作できる家電が増えてきました。
これをGoogle Homeと連携させることで声で動かせるのです。
家電が増えるとリモコンが散乱する問題が生まれますが、これを使うことでリモコンをGoogle Homeにまとめることだってできます。
5 Chrome Castから動画を再生させる
Google Homeが販売される前からGoogleのスマート家電の一つとして販売されているのが、Chrome Castです。
テレビ等に繋いでYouTube、Netflixなどのネット動画を再生することが出来る機械です。
これをGoogle Homeで連携しておくことで声で動画視聴が出来ます。
バック トゥ ザ・フューチャー2の2015年に近づきましたね。
後はロール(巻き取り)式のテレビです。
(あ、今年のCES(家電見本市)で発表されてました!)
声で色々な操作が出来るGoogle Home。
色々見ていくとGoogle Homeってスマートですよね?
(段々言いたいだけになってきたので止めます)
Google Homeは2種類
Google Homeには2種類あります。
【Google Home】
スタンダードサイズのGoogle Homeです。
筆者はこちらを利用しております。
白色を基調としたオシャレな見た目なのでリビングに置いても違和感なく利用することが出来ます。
【Google Home Mini】
もう一つは小さめのHome Miniです。
丸みある小ぶりなスピーカーでより部屋に置いても邪魔になりにくいサイズ感です。
サイズ、見た目は明らかに違うこの2つに違いはあるのでしょうか?
・本体サイズ、音質、電源意外に差はない
Google HomeとHome Miniの違いについて見ていきます。
結論から言うと「機能部分の差はない」です。
「OK Google」で動かすメインとなるGoogle アシスタント機能や家電の連携もどちらも同じ機能を持っています。
では、2つの違いはというと・・・
- 大きさ
- 電源がコンセント(Google Home)かUSB(Home Mini)
- スピーカーの数が違うので中低音の音質に差が出る
- 値段
主にこの4つでしょう。
気になる部分があるとすれば、音に関わる中低音の差です。
これはMiniが小さい分、積まれているスピーカーが少ないので表現に差が出てしまうのです。
あと、一番差があるとすればお値段ですね。
定価が以下のとおりです。
Google Home \15,120
Google Home Mini \6,480
(参考元:Google公式サイト 1/17現在)
改めて見てみると、結構、差有りますね。
もうすぐ10,000円というとこまで来る価格差です。
果たして音質と価格がこの差を埋めることが出来るのかは皆様の好みですね。
購入から1年経って使っている用途
さて、Google Homeを使ってみて1年経った今、筆者はどんな用途で使っているのでしょうか。
まず言っておくと、現在でも使っていることは事実です。
それも家にいる時は大抵です。
どんな風に利用しているのか見ていきましょう。
Spotifyの視聴
筆者がまず使用するのが音楽を聴くことです。
この記事を書く時、その他作業をしている時などなど無音がどうも苦手な筆者は音楽を再生します。
気になる音質ですが、筆者は音については玄人ではド素人なので分かりませんが、聴いていて不満がなく聞きやすいです。
邦楽から洋楽、ロックにジャズ、要は何でも聞きます。
色んなジャンルを聴いてみましたが、どれも音質はいいと感じています。
(素人なだけで分かっていない)
しかし、これが小さい Home Miniになると中低音に弱くなるのであれば、Miniだとひょっとしたら音に不満が出るのかもしれませんね。
radikoでラジオ
筆者がもう一つメインで使うのがラジオです。
radikoというサービスであなたが住んでいるエリアのラジオが聴けます。
筆者は関西なので・・・
「OK Google FM COCOCLOをかけて」といつも言っています。
するとラジオがリアルタイムで流れてきます。
(実際はライブの1~2分遅れてますが・・・)
ラジオで情報収集したり、音楽とニュースを両方聞けるのでラジオは今も便利な存在です。
「おはよう」で朝のニュース
Google Homeが出来る事に「おはよう」などの挨拶で決まった動作してくれます。
筆者の場合、朝起きて朝食の時に「OK Google おはよう」って声を掛けます。
すると以下の動作をしてくれます。
「おはようございます、●●さん。
今日の▲▲(住んでるエリア)は予想最低気温は3℃、最高気温10℃で晴れ時々曇りでしょう。
今日は11時からミーティングが予定にあります。
それではステキな1日を。
最新のニュースです。NHKラジオニュースから・・・」
という風に天気予報、スケジュールの報告、そしてニュースを流してくれます。
予定を確認するために手帳を開く必要もない、テレビを付けてニュースでもいいんですがつい見いてしまいます。
そうすると手が止まってしまうので音で聞いた方がいいなと筆者は感じています。
天気を聞いて服装を考える
休みの日、出かける前の服装を選ぶ時に天気も重要な要素ですよね。
「OK Google 今日の天気は?」や「今日の最高気温教えて」と聞けば応えてくれます。
それによって着る服をちょっと考えたりしてます。
「雨が降るなら靴も雨用に」
「いつもより気温が低いな。もう1枚重ねて着よう。」
という風に着る服を確認するために聞いたりしています。
キッチンタイマー
先に言っておくと筆者は言うほど料理はしません。(出来ません)
ですが、多くの方が計るであろうアレのための3分の時にタイマーを使います。
手元でお湯を注ぎ始めてから「OK Google タイマーを3分セットして」
これで3分後に知らせてくれます。
もう一つ、CMでも紹介されていたのがハンバーグを焼き始めて手元が汚れている時にタイマー設定したい時は特に便利ですよね。
という風に理にかなった使い方でキッチンタイマーとしての利用はオススメです。
Google Homeでしたかったこと
Google Homeを買ってすぐに試したかったけど出来ていないことも紹介しておきます。
IFTTTでオリジナルコマンドの作成
スマホアプリにIFTTTというアプリがあります。
これはざっくり言うとプログラミングを作成するアプリです。
このアプリで作成した動作をGoogle Homeに覚えさせることで通常には動作を追加することが出来るのです。
例えば・・・
「OK Google 8チャンネル」という言葉をプログミングさせておきます。
Google Homeとテレビを連動させてこのプログラムを動します。
「テレビの電源ON→8チャンネル表示」
までやってくれたりという一つのコマンドで複数の動作、且つオリジナルのコマンド(命令文言)を作ることが出来ます。
ということを試したかったのですが、まだ出来ていません。
IFTTTではこれだけでなく無数のプログラミングを考えて作れるみたいなので調べていずれ試してみたいと思います。
家電を声で操作
Google Homeなどのスマートスピーカーと連携できる家電はたくさん増えてきました。
それらをGoogle Homeに話しかけるだけで使える様になるのであれば楽しそうだし楽だなと考えました。
調べてみて色々と気になるアイテムが出てきました。
ロボット掃除機 Roomba 890
自動掃除機でお馴染のルンバ。
これ自体が既にハイテクなんですが、これを動かすのを声で出来る。
「OK Google ルンバを動かして」
「ルンバ、発進!」で楽しそう!
PHILIPS HUE
PHILIPSから販売されているのが照明です。
この照明がGoogle Homeと連携できます。
「OK Google 明かりをつけて」でON
「OK Google おやすみ」でOFF
という使い方で家の照明にまでGoogle Homeが使えます。
と、実現したかった2つのアイテムとの連携ですが未だ実現してません。
というのも、冷静になった時に「必ずいるか?」と自問してしまいました。
それと、やはり手頃に手が出せる金額でもないので焦らずちょっとずつ揃えていこうと考えています。
今後の使い方を考える
家電用リモコン「Remo」を検討中
Google Homeを更に活用できないかと改めて考えて、これからどう使うか考えてみます。
そうすると「家電を操作したい」がやっぱり浮かんできます。
そこで色々と調べてみると、「Remo」というアイテムが見つかりました。
「Remo」は本来、リモコンで動くごく普通の家電をスマート家電化してくれるという機械です。
「ん・・・?」
多くの家電についてくるリモコン。
テレビ、エアコン、ブルーレイレコーダー、照明・・・
人によってはリビングに5個、6個とリモコンがありませんか。
「Remo」はそんなリモコンの機能を全部覚えてくれます。
更にGoogle Homeと連携してその家電を動かせるのです。
家にあるエアコンのリモコンの機能を全て覚えさてGoogle Homeと連携。
「OK Google エアコンつけて」でエアコンがONになる。
これは良いかもしれません。
この「Remo」などの商品はスマートリモコンと呼ばれるアイテムで最近多く増えている様です。
(世の中の何にでも「スマート」付いてきたな)
ということで概要だけ調べてこんな機械があることを知ったので次の狙いはコレかもしれませんね。
Remoの詳細についてはコチラ↓
最後に
今回はスマートスピーカーの一つ、Google Homeについて紹介いたしました。
1年使い、今も我が家で活躍する優秀デバイスです。
既に、様々な家電がインターネットに繋がり始めている中でスマートスピーカーは「家のリモコン」となりうるまだまだ可能性を秘めたデバイスだと思いました。
まだまだ試せていないこともありますが、これから更に活用していきたいですね。
Google Homeの詳細についてはコチラ
↓
※本記事で紹介される価格などは筆者調べのによる参考値となります。
購入価格を保障するものではありませんのでご了承ください。